コアラのハンモック
2017年 子育て経験を少しずつキャリアに
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境界で生きる
昨日、図書館に行き、なんとなーく目に留まった本を借りました。
少し立ち読みして、性分化疾患(DSD)や性同一性障害(GID)に関する内容。
毎日新聞の中で連載されていたレポートをまとめたものらしい。

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さて、性同一障害に関しては、最近TVで活躍するタレントさんのおかげで広く認知されてきました。
しかし、性分化疾患に関しては…正直、何もわかっていなかった。

脳や神経の発達障害がある。内臓が未発達の障害がある。性にも未発達の障害がある。って、よく考えてみれば当たり前だし、そもそも男と女の2つの分類っていうのも、人間だけがキレイに二分されるはずがない。
(生物の中ではオス・メスがはっきりしないとか、途中で変化するとか、さまざまな事例を耳にしてきたのに)
なのに、なぜか私たちの社会の分類は今のところ、男か女かしかない。

性分化疾患にも種類がたくさんあり、それは人間それぞれの形態や遺伝的性質が異なるのと同じ…だと思う。
男か女か、見た目は判別に苦労しない人間によっても、「私は女らしくない?」「ボクは男らしくない?」など特に思春期に悩むことは多い。誰でも大なり小なり、身体にコンプレックスを持つ中で、いろんな想像をめぐらせて悩む。

この本に紹介される人たちの事例は、専門の病院で調べてもらわなければ混乱してしまうほどのレベルであり、本人は染色体上の男女の別、身体の男女の別、本人の心の男女の別がうまくかみ合わずに混乱し、精神的に追い詰められながら、生きている。
日常生活にも支障をきたし、生きて行く道を絶つほどの苦しみが数多くある。
私は何一つ知らなかった…。

生まれてきた赤ちゃんが、その場で何の苦労もなく、男女の判別がなされ、成長して、それなりの性生活を送ること。これは当たり前のことではなかったんだ…。
生まれた赤ちゃんは男??女??なんていう質問がどれほど疾患のある人たちと家族を苦しめていたんだろう?

私はこの疾患の人に実は出会っているのかもしれないのに、気付かなかったんだろうな。

この本を通じて少しだけ性分化疾患を知るきっかけになった。
「選択できることの幸せ」っていろいろあるけど、「選択しなければいけない苦しみ」も存在するってことに気付かされました。

「境界で生きる」 毎日新聞「境界で生きる」取材班

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